指揮者御紹介

1971年、前橋に生まれる。

 5歳よりヴァイオリンを、13歳よりオーボエを始める。
県立前橋高等学校卒業後、桐朋学園大学音楽学部入学。卒業後、同大学嘱託演奏員を務める。

 北九州音楽祭オーディション入選、宝塚ベガ音楽コンクール入選、日本クラシック音楽コンクール審査員特別賞、第69回日本音楽コンクール入選、第回国際オーボエコンクール・東京セミファイナリスト、第1回JOA(日本オーボエ協会オーボエコンクール入選。ミュンヘン国際音楽コンクール、プラハの春国際音楽コンクールにも予選を通過し参加する。

 また、ブランデンブルク協奏曲のソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団と共演するほか、数々のオーケストラや吹奏楽団とソリストとして共演する。東京現代音楽アンサンブルCOmeTのメンバーとして第3回佐治敬三賞を受賞、小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラに参加など、ソロ、室内楽、オーケストラでも活動する。

 近年は後進の指導にも力を入れており、複数の生徒が日本ジュニア管打楽器コンクールや日本クラシック音楽コンクール、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール、JBAソロコンテスト、大阪国際音楽コンクール等で優勝・入賞を収めている。2013・2014・2016・20172018・2019・2020年度、日本クラシック音楽協会より優秀指導者賞を授与される。

 これまでに虎谷迦悦、小島葉子、本間正史、蠣崎耕三、宮本文昭の各氏にオーボエを、二宮和子、浅野高瑛、鈴木良昭、カール・ライスターの各氏に室内楽を師事。また、スイスのシオンにて、ジャン=ルイ・カペザリ氏のマスタークラスを受講し、代表として記念演奏会に出演。その他、ベルリンフィルハーモニー首席奏者のアルブレヒト・マイヤー、ローター・コッホ、ミュンヘン音楽大学教授のギュンター・パッシーン、フランソワ・ルルーの各氏の公開レッスンを受講。

 2020年度まで高崎市立高崎経済大学附属高等学校芸術コースオーボエ専攻の非常勤講師を務め、現在は群馬県立西邑楽高等学校芸術科音楽コース非常勤講師、私立関東学園大学附属高等学校非常勤講師の他、群馬銀行ブラスバンド部常任指揮者、桐生吹奏楽団Music Supervisor、桐生交響楽団トレーナー兼指揮者、関東学園大学附属高等学校吹奏楽部外部講師兼指揮者等、各種学校、団体で指導を行っている。

 また、CDとして、小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラでのマーラー作曲交響曲第二番「復活」等、オーケストラ、室内楽を中心に出版されている。

本田 英輝 先生